今年もたくさんのご応募をいただきました第16回「大垣ガス絵画コンクール」
『ぼく・わたしのじまん』をテーマに、
お子さんたちが描いた作品が95点集まりました。多数のご応募誠にありがとうございます。
厳正なる審査の結果、受賞作品が決定しましたので、審査員の講評とともにご報告いたします。
◎金賞 『6年間の結晶』川合 琴葉 さん (中川小 6年)
【講評】
字を書く人物の手元から真剣な表情を捉えたカメラアングルは、ダイナミックな空間と迫力を生んでおり、他の応募者の中でも一線を画す絵作りで注目の的となりました。
◎銀賞 『私のエレクトーンで始まる楽しい家族の音楽会』 佐野 志羽 さん (中川小2年)
【講評】
画面の登場人物、皆の表情がよく描かれており、エレクトーンの音色が聴こえてくるような
楽しい雰囲気を色鮮やかな画面で描き出しています。
◎銀賞 『なわとび大好き』 加藤 由菜 さん (江東小 4年)
【講評】
画面の中でも大きく飛び上がる人物の表情には自信と楽しさが素直に描かれ、運動場の白いラインの伸びやかさと色彩の鮮やかさは心地よさを伝えています。
◎銅賞 『えをかくのがじょうず』 浅井 都斗 さん (福寿小 1年)
【講評】
黄色・オレンジ・桃色の3つに色分けされた画面を一つに纏めるように配置された絵具などの画材から、本人が伸
びやかに絵を描いている心地良さが伝わってきます。
◎銅賞 『ワク湧く おおがき』 加納 希彩 さん (中川小 3年)
【講評】
大きく描かれた水中のハリヨは可愛らしく、希少な魚が生息できる水を大切にする大垣への作者の愛も伝わってきます。
◎銅賞 『ぼくの絵がパリのルーヴル美術館にかざられたよ』 齋藤 正晃 さん (大垣東小 5年)
【講評】
フランスの国旗色の空に複雑なルーブル美術館も丁寧に描かれており、大人びた構成を感じられます。ルーブル美術館で飾られたであろう画中画の大らかさとの対比で面白い画面が作られています。
◎社長賞 『わたしのスケッチ』 山本 愛純 さん (江東小 6年)
【講評】
「ブドウの絵を描いている手元」を描いた作品、モノの立体感と影の関係の面白さに対する作者の気づきが伝わり、真剣に見つめてデッサンを描こうとする作者の姿勢に、これからの一層の成長を感じられるようです。
◎ほのりん賞 『ぼくのたからもの』 國井 湊斗 さん (大垣西小 1年)
【講評】
上下左右、自由に横断していく新幹線のプラレールがダイナミックに画面を引き立たせています。作者のコレクションを大切に思っている気持ちがよく伝わってきます。
◎ほのりん賞 『私の庭のツマグロヒョウモンたち』 富澤 蓮子 さん (大垣西小 2年)
【講評】
黒と赤の蝶の幼虫の複雑なトゲまでよく観て描かれており、作者の興味深く観察するが絵を観るものにまで伝わります。昆虫と花のコントラストがあり、色も美しく描かれています。
◎ほのりん賞 『私のじまんのネコ』 長谷川 絢音 さん (名森小 3年)
【講評】
腕に包まる愛猫がとても愛らしく描かれています。猫が見つめる画面の外には作者の笑顔が在るのだと想像させる絵になっています。
◎ほのりん賞 『飛行機でヨーロッパに家族で行ったこと』 川瀬 日向 さん (表佐小 4年)
画面の中心に描かれた家族と4分割された背景からは、家族旅行の楽しい時間と思い出が丁寧に詰め込まれています。
◎ほのりん賞 『やっとできたよ!空中さかあがり!!』 髙橋 寿美礼 さん (小野小 4年)
逆上がりをして上下反転した自分の視界を絵に取り込み、他にない自由な発想で画面を作られています。
◎ほのりん賞 『私はスイマー』 菱田 梨花 さん (大垣西小 5年)
近景中景遠景を3つに分割している中で、画面右上から跨ごうとする太陽とパラソルの影が暑い日差しをダイナミックに伝えてくれています。海の水中の気泡、砂浜の砂粒を点描で描いたことで、密度ある画面になっています。
こどもたちが思いを込めて描いた素晴らしい作品は、8月30日(土)まで、ほのりんプラザに掲示しております。
お友だちの作品もぜひ見にいらしてください。
また、同時にクイズラリーも開催中です!
クイズラリーに参加されたお子さまにはちょっとしたプレゼントをお渡ししております★
是非ショールームへ遊びに来て下さいね。